minamiiin’s diary

病気を楽しくしたい、そんな夢を叶える冒険記です

重心施設紹介〜Flap Yard〜

<小噺>

ちょっと遅めの誕生日プレゼントを貰った。

 

私の誕生日は9月17日なので、もう1ヶ月以上前なのに笑。(今日は10月28日)

 

普通は、どんなに仲良くても、誕生日にプレゼントを渡し損ねたら

 

まあいっか

 

ってなりそうなもの。

 

1ヶ月以上前の誕生日に対して、わざわざプレゼントを用意してくれるって最高すぎる。

 

その誕生日プレゼントも凄い粋なものだった。

 

野球のバットとボールがついたネクタイピン。

 

大切にします。ありがとう!

 

 

Flap Yard~施設概要の紹介編~

心施設のFlap Yardさんにお邪魔しました。

 

Flap Yardとは、重症心身障害児を預かる施設です。

 

私がFlap Yardを訪問したその目的は、

 

・ 重心施設の状況を知ること

 

・ 重心施設でのVRニーズを探ること

 

です。

 

結論からいうと、

 

・重症心身障害を持ったこどもたちが、普段どんなことをして、どういう状況なのか、一部ではあるけど知ることができた。

 

・重心施設の方々が、どんなことに気をつけてこどもたちと接しているのかが分かった。

 

・思ったより、自分の想像をはるかに越えた、VRの可能性について知った。

 

同時に、自分のキャパを明らかに越えている状態に陥り、パンクしそうになった。

 

やることは、一杯ある。

 

限られた時間の中で、出来るのか?

 

需要に対して供給が追い付かないんじゃないか状態。

 

でも嬉しいし、やりたいから頑張る。

 

それだけ。   

 

 

今回のブログでは、Flap Yardの施設紹介をしたいと思います。

 

とてもユニークで面白い取り組みをしている施設でその取り組みに感銘を受けました。

 

是非その取り組みなども沢山の人に知って貰いたい!

 

病気、生まれながらに障害のある子供たちを支援する施設や取り組みをこれからどんどん発信していきます! 

 

①どんなことをやっているのか

 

<主な事業>

・児童発達支援事業(0〜6歳)

・放課後デイサービス事業(7〜18歳)

 

<取り組み>

・コミュニケーション支援(音楽療法

・コミュニケーション支援(感覚遊び)

・コミュニケーション支援(読本)

・統合保育(普通の子供と重症心身障害児が一緒に交流するというもの)

・外出

 

②施設について

 

施設の外見はこんな感じです。


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壁面を薄い黄色にして、とても優しく明るい雰囲気が感じられました。

 

遠くからでも凄い目立ってました。これは、災害時にも目立つようにという意味も込められているそうです。

 

中はとにかく、楽しい気持ちにさせてくれそうなデザインがされていました!

 

入って通路があって

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左右2つの部屋に分かれています。”つばさ”と”はばたき”。

 

0〜6歳の子供は、こちら、”つばさ”。

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中はこんな感じで、楽しく遊べる工夫があちこちになされていました。

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写真をとったとき、たまたま外出に行っていたようで人が少ないですが、一日5名まで預かれるそうです。 

 

続いて、”はばたき”。7歳〜18歳の子供たちが放課後利用できます。

 

子供たちは主に、特別支援学級に通っており、学校とFlap Yardを車で送迎してくれるそうです。

 

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Flap Yardの方は、どうしたら笑顔に楽しく、その子の強みを引き出せるか

 

それを考えながら、利用者一人一人に適した、ケアや遊びを提供しているとおっしゃっていました。

 

例えば、手だけが動かせるという子供に対してはその強みを生かした遊びを提供するといったことや、耳は聞こえないけど目は見えるという子に対しては視覚を利用した絵本など。

 

他にも”統合保育”と呼ばれる取り組みも行っているそうです。

 

障害を持った子供が普通の子供と遊ぶことで、真似したいという気持ちが起きるそうです。

 

統合保育によって、歩くまでに4年はかかるだろうとされていた子が、2年半で歩けるようになったという効果もあるそうです。

 

普通の子供たちも最初は、障害を持った子に対して理解できないこともあるそうなんですが、一緒に過ごす内に、自然と理解し相手のことを尊重することができるようになるそうです。

 

Flap Yardの施設長は、

 

重い障害の正体は、実はその子を育てる環境がなかっただけ

 

なのではないかともおっしゃっていました。

 

 

VRを通して、その子の強みを引き出す、興味のあることを発見するなど伝えきれないくらいのニーズを伺うことができました。

 

自分の予想を遥かに超えたニーズがあることを知り、その可能性にとてもワクワクしています。

 

その実現のために、私の力はまだまだ足りなさ過ぎる!

 

このプロジェクトに集中したい!

 

っていうのが正直なところですが、自分のやるべきことをやりつつ、今できることをできる範囲で全力でやる。

 

それに尽きると思います。

 

次は、施設を運営する方のお話についてお伝えしたいです。

 

終わり。