人との交流の大切さ
〜病院のプレイルーム〜
病棟の中に、プレイルームと呼ばれるものがあるのをご存知ですか?
病院によって有るところと無いところとがあるかもしれませんが、
私が入院していた病院には、プレイルームと呼ばれる部屋があり、
そこで、プレイルームの管理人さんと遊ぶことが出来ました。
例えば、オセロ、将棋、トランプなど。
そして少し体を動かせるスペースがありました。
また、そこでは定期的にお楽しみ会やみんなで絵を描くイベントが開催していました。
そのプレイルームで遊んだ回数はそれほど多く無いはずなのに、その記憶が凄く自分の中に残っています。
なんでなんでしょうか。
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病気で入院している子供は、内心とても不安な気持ちと寂しい気持ちがあると思います。
親と離れることでの孤独感と、痛い治療をするのでは無いかという不安。
そんな気持ちのときに、プレイルームで誰かとオセロをしたり将棋をしたりと
誰かと交流することが、心の底から楽しかったのだと思います。
そんな経験があるから、私は人と遊ぶことや交流することが人一倍好きなんだと感じます。
こんなことが、次は自分が出来ないかなって思ってます。
VR を使って。
なんでVRなの?ってよく人に聞かれるのですが、
それはやってみないと分かりません笑。
ただ、一つ言えることはどんな形であれ、人と交流するということが小児患者の
未来に良い影響を与えるということです。
私も実は、小さい頃は人に干渉されるのが嫌いで、ほっといてくれよっていうタイプだったのですが、
色々な人から助けられ、声をかけてもらい、愛をもらったからこそ
今、いい意味でも悪い意味でもポジティブで前向きな自分がいるのかなと思います。
それがなかったら、悲観的な性格になり、病気のことをずっと心のどこかで引きずってしまっていたかもしれません。
一人でも良いから、私の活動によって、将来が良い方向に繋がっていくような人が
いたら良いな。それが、今の夢です。
それと、VRの体験が病気の患者さんに良い影響を与えること、人との交流がとっても
大事だということを証明したいって思います!